高野山が女人禁制であったころの結界道。町史跡指定。先祖の霊を弔い、自らの心の穢れを浄化するため、また修行をする父や夫、子供の姿を一目見ようと、高野七口と言われた高野山の七つの入口をめぐり、女性たちが歩いたといわれる外周の尾根道をたどる歴史の道。
女人堂をスタートとして、嶽の弁天・大門・轆轤峠・弥勒峠、奥の院・摩尼山・楊柳山・転軸山をめぐる外周の道。高野山の山を縦走しながら外側をぐるりと歩きます。嶽の弁天から弥勒峠くらいまでは西南の開けた明るい景色が楽しめます。奥の院から三山をめぐる道は木々が茂る山の中。摩尼山は弘法大師空海が修行をしていたころの原生林が残っていると言われ、昔の風景を楽しみながら主に広葉樹の森を楽しめます。