タンポポは誰でも知っている草花ですが、それに種類があるのを知っている人は意外に少ないと思います。奥の院も含め高野山で多く見られるのは、ヨーロッパからやってきたセイヨウタンポポです。高野山周辺の集落では圧倒的に日本在来のカンサイタンポポが多い事から、高野山はカンサイタンポポにとては、少し寒いかもしれませんね。でも最近カンサイタンポポを見ることがおおくなりました。これも、地球温暖化の影響?
タンポポより少し小さいですが、良く似た花を咲かせます。名前の由来は、ランナーを伸ばし地面を覆うように増え、またその根や茎が強いことから地面を縛っているように見えるからです。奥の院では、日当たりの良い墓地や参道脇に見ることができます。先にも書いたように根や茎が強いので中々絶やすことができません。でも、花は可愛いですよね。